薬用人参類商品の買い方・選び方 |
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| 薬用人参といえば、朝鮮(高麗)人参や田七人参などのウコギ科の植物です。最近はエゾウコギ(シベリア人参)なども健康食品に多く用いられるようになりました。薬用人参の注目すべき有効成分はサポニン群です。(エゾウコギを除く) 一般的に家庭で食べる野菜のニンジンはセリ科の植物で、薬用人参とはまったく異なるものだと考えた方がいいでしょう。 薬用人参の商品を選ぶ時は、含まれる成分量と原材料やその産地に注目してみましょう。何より、目的に合わせて選び、注意事項や適用量を正しく守ることが大切です。それぞれ主な種類ごとの選び方ポイントをご説明しましょう。 |
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| 薬用人参の注目すべき有効成分はサポニン群です。(エゾウコギを除く)薬用人参には特有のサポニン群が数多く含まれており、それぞれが別々の薬理効果を持っているとされています。そのため、抽出成分ではなく薬用人参に含まれる栄養素を総合的にそのまま摂らなければ、本来の薬用人参が持つ効能は得られないと言えるでしょう。そのため、抽出されたエキスやエキス粉末より、乾燥品、姿品の方が高い薬効が期待できます。 また、薬用人参は同じ種の人参であっても原産地や栽培方法、加工方法などによって含まれる成分量やサポニンの種類が異なります。単純に言えば、成分量が多いものを選べば良いのですが、中には主部である根の胴体部分の量を減らし、細い根の部分ばかりを使っているものもあります。この場合、数字上のデータでは成分量は多く表示されていますが、実際にはあまり効果は期待できないと言えます。基本的に薬用人参はその原料自体が非常に高価なものですから、あまりに安価なものは避けた方がいいでしょう。できるだけ情報の開示が多く信頼できるものを選び、それらの成分量や使用部位、製造方法などにも留意して比較してみましょう。 歴史も古く通常量の飲用であれば副作用などの心配はないとされていますが、念のため、妊婦、授乳婦、子どもや血圧が高い人は控えた方が良いとされています。何にせよ効能の強い分、適量を守って過剰摂取は避けましょう。 |
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| 高麗人参とは、朝鮮人参、オタネニンジン(御種子人参)とも呼ばれています。一般に薬用人参と言えば高麗人参のことを指します。中国北東部や北朝鮮を原産地とし、数千年も前から珍重されてきましたが現在は天然産のものは非常に高価で、世の中にはほとんどありません。一般に健康食品などに用いられている高麗人参は日本や韓国、中国などで栽培されているものがほとんどです。産地で選ぶなら、やはり朝鮮人参とも言われるように北朝鮮や韓国のものが歴史も古く、その土壌に適している植物のため、含有成分量も多いと言われています。中国産は農薬が多いとされているので栽培方法などに注意しましょう。日本産やアメリカ産は土壌の問題から成分が薄いと言われています。 また、高麗人参は加工方法によって効果が変わると言われています。高麗人参は元は真っ白で、これを「水参」と呼びます。この皮をむかずにそのまま蒸して乾燥させたものを「紅参(コウジン)」、皮をむいて乾燥させたもの、またはそのまま乾燥させただけのものを「白参(ハクジン)」と言います。高麗人参の有効成分は皮付近に多いため、紅参の方が有効成分が多く含まれていて効果が高いとされています。また有効成分であるサポニンは蒸気で処理することによって効果が高まると言われています。ただし、紅参だからと言ってすべての商品が信頼できるわけではないので、原産地など総合的に情報を見て判断するようにしましょう。 何年根かによっても成分が異なります。薬用人参は7年を過ぎると薬効が期待できません。その前年、6年根がもっとも薬効が強いとされています。それは1〜2年根の3〜4倍の違いがあると言われています。商品を選ぶ時は予算に合わせて4〜6年根のものを選ぶといいでしょう。 韓国に行くとお土産屋さんなどで非常に安い商品がありますが、これらは成分が薄く効果がないとされているので注意しましょう。あまりに安価なものは避けた方が無難です。マルチ商法まがいのものも避けましょう。韓国産でも薬局で売られているものなどは信頼できると言えます。 信頼できるかどうかの目安として、(財)日本健康・栄養食品協会(JHFA)が認定しているものであれば、農薬などの心配はないと思っていいでしょう。ちなみに、イチョウ葉エキスと併用すると記憶力、認識力などに相乗効果があるとの研究報告があります。 |
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| 田七(デンシチ)人参とは、中国南西部(雲南、四川、広西省)を原産地とするウコギ科の植物で高麗人参の親戚のようなものです。別名を三七(サンシチ)人参とも呼ばれています。これは種をまいてから収穫できるようになるまでに3年から7年かかることから名付けられたと言われています。学名はパナックスといい、これは万能薬を意味するほど、その効能は信頼されているものです。田七人参には、高麗人参より多くのサポニン群や鉄分が含まれています。 田七人参は中国南西部で80%以上生産されていて、市場に出回っている商品のほとんどが雲南省のものです。これらの産地のものであれば、原産地としては問題ないでしょう。田七人参は加工方法で「生田七」と「熟田七」の2種類に分けられます。生田七とは根をそのまま乾燥させて粉末にしたもの、熟田七とは根を長時間かけて低温で焼き、蒸したものです。保存性の面で言えば熟田七の方が保存期間が長くなりますが、熟田七は加工過程の中で有効成分が大量に失われてしまうため、成分量の面で言えば生田七の方が有効成分が多く、効果が高いと言えるでしょう。その差は倍くらいになります。 田七人参は3〜4年根のものが多く使われていますが、最も良質で効果が高いのは7年根です。これを越えると、また品質は落ちていきます。 また、田七人参の品質は等級(または頭数)で示されています。田七人参が何個で500gになるかを頭数であらわしており、等級は1等(40頭以内)〜8等(400頭以内)まで分かれています。(厳密には12等までありますが、製品化されるのは最低でも8等まで)1等のもの、つまりは頭数の少ないものの方が良品です。商品の多くは2〜4級のもの、50〜120頭のものを使用していますが、中には5級以下の劣等のものを使用しているものもあるため、等級を確認するようにしましょう。また、どのくらいのグラム数の田七人参が入っているのかも確認した方がいいですね。 |
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| エゾウコギとは、別名をシベリア人参とも言われるウコギ科の植物で、シベリヤや中国北部、北海道東部などの寒い地域で自生しています。エゾウコギは現在はまだ人工栽培することができない植物です。歴史も古く、すでに医薬品として認められている旧ソ連でオリンピック選手や宇宙飛行士が愛用していることから、滋養強壮や免疫力向上の効果があるとして注目を集め始めました。 エゾウコギの薬用成分が多く含まれるのは、根や茎の部分です。主に健康食品で用いられているのは、この根や茎をそのまま乾燥させて粉末にしたり、抽出したエキスを用いています。植物なので、やはり有効成分だけを抽出したものより、そのままを乾燥させているものの方が良いと言えるでしょう。ただし、エゾウコギは最低でも3ヶ月以上、できれば何年にも渡って飲み続けることで本来の効果を備えることができます。短期間でちょっと飲んだだけでは変化はないと思った方がいいでしょう。そのため、形状も予算的にも継続して飲み続けられるものを選ぶことが一番大切だと言えます。 1日量としてはエゾウコギ乾燥物で9〜27g、エキスだと2000〜3000mgほどです。1回に大量に摂るよりも、食後に3回に分けるなどして摂る方が効果的です。 |
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