乳酸菌・ビフィズス菌の買い方・選び方 |
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| 乳酸菌類は善玉菌の代表格で、腸内環境を整えてくれるとして古くからヨーグルトやチーズなどの乳製品、漬け物や味噌、しょうゆなどの発酵食品に多く用いられてきました。ビフィズス菌も乳酸菌類の一種(最近は別物という区分もされている)で、同じく腸内環境を整えるとして様々なものに活用されています。乳酸菌、ビフィズス菌は長い歴史を振り返っても、副作用や他の治療薬との併用による悪影響などの報告は一切なく、安心して日常的に摂れると言えます。 乳酸菌やビフィズス菌には、菌群の総合名称です。それぞれに細かい種類、菌株があります。全般に腸内環境を整える働きがありますが、プラスαの効用については各菌株によって異なります。そのため、乳酸菌、ビフィズス菌類の商品を選ぶ時は、目的に合わせて使用されている菌株に注目してみましょう。なお、乳酸菌類は人によって合う合わないがありますので、総合的な健康維持に役立てたい場合は、複数の菌株を混ぜ合わせたようなものを摂るのもひとつですね。 |
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| 乳酸菌類の商品には、おなかの調子を整える食品として特定保健用食品(トクホ)に認定されているものも数多くあります。こうしたトクホを上手く活用するのもいいでしょう。ただし、トクホ認定の取得には非常にお金がかかり、現実として大企業しかトクホ取得ができないという問題点もあります。確かにトクホ認定のものは信頼できますが、トクホではないからといって信頼できないと言うことではないので、原料や成分、製造過程などで総合的に判断するようにしましょう。 トクホとして認定されている乳酸菌類の主な有効成分(菌株)には以下のものがあります。 ○ラクトバチルスGG株 ○ラクトバチルス(L).カゼイ・シロタ株(ヤクルト菌) ○ビフィドバクテリウム(B)・ブレーベ・ヤクルト株 ○NY1301株(カゼイ菌) ○L.カゼイSBR1202株 ○カゼリ菌SP株とビフィズス菌SP株 ○ビフィドバクテリウム・ロンガムBB536 ○Lactobacillus delbrueckii subsp. bulgaricus2038株と Streptococcus alivarius subsp.thermophilus1131株 ○L.アシドフィルスSBT-2062 と B.ロンガム SBT-2928 ○BifidobacteriumlactisFK120 ○Bifidobacterium lactis LKM512 など |
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| 乳酸菌、ビフィズス菌類には数多くの種類(菌株)があります。それらの菌株によって異なる主な効能についてご説明しましょう。 ○乳酸球菌と乳酸桿菌 これは単に乳酸菌の菌の形状から分類した名称です。乳酸球菌は球状のもの、乳酸桿菌(カンキン)とは棒状のものです。 ○プロバイオティクス乳酸菌とは まず、プロバイオティクスという言葉をよく目にしますが、これは人間に有益な働きをする生きた微生物(菌)が含まれている食品という意味です。乳酸菌の多くは胃酸などに弱く、腸に届くまでに死滅してしまうのですが、プロバイオティクス乳酸菌は途中で死滅することなく腸まで生きて届く乳酸菌です。そのため、腸内で有効に働くと言われています。 ちなみに、実は乳酸菌類は腸まで生きたまま届いてもそのまま通過するだけで体外に排泄されてしまいます。菌は非常にデリケートなもので、もともとそこに生息するものしか棲み着くことができないのです。しかし、それで十分に整腸作用があると言われています。乳酸菌類が通過した腸内は酸性に傾くことで、もともと腸内にいる善玉菌が増殖しやすい環境を作ってくれるからです。時々、他社の製品は腸を通過するだけだから意味がない、といった表記が見受けられますが、通過するだけで十分その効果があると覚えておきましょう。 ○植物性乳酸菌とは 通常、乳酸菌といえば動物性で牛乳など動物の乳をエサに増殖しますが、植物性乳酸菌は米や麦、果物などの植物をエサに増殖するものです。これらの植物性乳酸菌は、国内では漬け物の米ヌカや味噌、醤油などに使われてきました。また韓国のキムチにも植物性乳酸菌がたくさん使われています。これらはヨーグルトにも匹敵するほどの乳酸菌が含まれており、腸まで届く乳酸菌としても注目されています。 ○胃痛に効果があるとされる乳酸菌 胃ガンや胃潰瘍の原因になるピロリ菌を撃退してくれる作用があるのは、ラクトバチルス・ガセリ・LG21乳酸菌(通常LG21)とLC1乳酸菌です。胃の調子が気になる人はこれらの菌株を選ぶと良いでしょう。 ○コレステロール値を下げるとされる乳酸菌 腸内でコレステロールを分解してコレステロール値の上昇を抑える作用があるのは、ビフィズス菌、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・アシドフィルスなどです。コレステロール値が気になる人はこれらの菌株を選ぶといいでしょう。特にビフィズス菌は生きたまま腸まで届くのでお勧めです。 ○免疫力を向上させるとされる乳酸菌 免疫力を向上させると作用があるのは、GG株、LC1、L・カゼイ・シロタ株(ヤクルト菌)です。免疫力の低下が原因とされるアトピー性皮膚炎や食中毒、ガンの予防などにも効果があるとされています。 ○強力に整腸作用があるとされる乳酸菌 頑固な便秘やそれによる肌荒れなどに対して、整腸作用があるとされるのは、カゼリ菌SP株、L・ロイテリ、ビフィドバクテリウム・ロンガムBB536、BE80などです。これらは強力な整腸作用を持ち、腸まで届く乳酸菌として注目されています。 |
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| 乳酸菌類は、ヨーグルトにして1日200〜300g、できれば500gを摂るのが望ましいとされています。種類にもよりますが、菌数にして100〜200億個です。これらは数日間〜10日間でも摂り続けることで飛躍的に腸内環境が整えられるという報告もあります。しかし、食べるのをやめると、また徐々に元の悪環境に戻ってしまうため、毎日せめて100gでも継続して食べる習慣をつける方が良いでしょう。 腸内に棲む乳酸菌は生まれた時は90%以上ありますが、年齢と共に減っていき、成人で10〜20%にまで減少します。高齢になると1%未満になることもあります。また、年齢とは関係なく、若くても食生活が悪いために1%以下まで減ってしまうこともあります。さまざまな病気の予防のためにも乳酸菌類は毎日欠かさず意識的に摂って欲しいものです。 乳製品が苦手だという人は、サプリメントで補給するのも良いですね。乳酸菌類はサプリメントでも問題なく摂取することができます。毎日継続できる種類や形状を選べばいいでしょう。ただし、ドリンク剤やヨーグルト製品の中には、多量に糖質を加えたものもありますので、糖分の摂りすぎには注意しましょう。 ○一緒に摂るとよいもの 乳酸菌類をはじめとする善玉菌はオリゴ糖や食物繊維をエサとして増殖します。そのため、乳酸菌だけをたくさん摂るよりも、オリゴ糖や食物繊維なども一緒に摂ると良いでしょう。そういった善玉菌のエサになるものが含まれている商品の方が、より乳酸菌が持つ効能が発揮されると言えます。 |
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